Takao vacation house SORA Blog
始めまして。Takao vacation house SORA のオーナーのクミです。今夏(2022)の宿オープンに向けてblogを発信していきたいと思います。ここから私のこの家にかける想いを感じていただけたら嬉しいです。
第一話 恩方Ongataへようこそ
初めてのブログはTakao Vacation house SORAの環境について書きます。 なぜ、八王子高尾?と言う場所なのか。最初に触れておかないといけませんが、このSORAの場所は最寄り駅高尾から車で12分程のところです。住所は下恩方町と言うところになります。近くに恩方中学校がありますが、あの将棋名人羽生棋聖の出身校でもあります。
SORAは低い山に囲まれて、まるで里山の風情を窓から臨みますが、本当は普通の住宅街です。車で2分ほどでコンビニも隣にはHotmotto お弁当屋さんもまたスーパーマーケットもあります。その場所は川原宿という交差点です。もしも車で甲州街道方面から来られる方は、高尾街道を上ってくることになります。高尾街道沿いにはインスタ映えするほど美しいケヤキ並木が続いています。嬉しいドライブウェイです。そこから途中、左折すると美山通りと言う美しい名前の道に入ります。そこから先ほどの触れた川原宿の交差点の手前で短いトンネルがあります。その短いトンネルを抜けると、いつも心の中でつぶやくのですが、「ようこそ、恩方へ」と思わず言いたくなる風景になります。高尾駅からバスで来られる方は、北口発着のバスになります。高尾駅は高尾山で有名な京王線高尾山口駅の一つ手前の駅になります。
私も下恩方へ来る前は、高尾と聞くともっと田舎な自然に囲まれた地域という印象でした。でも実際は駅の周辺はたくさんのお店があり、大きなショッピングモールも、ちょっと残念なほどの高層マンションが多く立ち並んでいます。でもそれは南口の話。北口の駅舎は今では珍しい木造の駅舎として有名なほど懐かしい趣のあるところです。そして非常にお店が少く、逆に不便さを感じます。全く南口とは対照的なんです。その対比も高尾の面白い所なんですが、そんな北口を後にして、先ほど触れた短いトンネルを通りすぎて、「ようこそ恩方へ」、と迎え入れられ、川原宿を左折して陣馬街道へ入ると、またまた風景が一変します。目の前に現れる山、山。ここでは何でしょう、すでに「ようこそSORAへ」とでも表現して見たくなる風景です。
この道をずっと進むと陣馬山です。
北口から出るバスも陣馬山行のバスなのです。そんな陣馬山への向かう途中にある下恩方町に私の家 Takao vacation house SORAがあります。
上記の田んぼの写真はSORAから車ですぐの上恩方地区の里山風景です。ここでこんな風景に出会えるなんて!と感激した風景です。
次回は私のこの家との出会いについてお話したいと思います。
2022.1.28 Takao vacation house SORA
第二話 お家探し!
私の職業は全国通訳案内士です。これは国家資格になります。それなりに勉強をして合格しました。コロナ前にはとても楽しく外国人観光客を案内していました。でも最近、ツアー中だけでは今まで培ってきた自分の知識や自分の思いをお客さんに到底伝えきれないと悟ってきました。それではもっと自分の思いを伝えるには?、と考えて、究極は自分の家に招ければ一番良いのだと結論付けました。
そしてそこからお家探しが始まりました。まずは場所です。はじめに探し始めたのはなんと、日光!です。夏の東京は酷暑ですし、なにより奥日光の自然と中禅寺湖畔が大好き。夏は自分も避暑に行くつもりでいました。でも奥日光では物件は皆無で、日光駅近くでもほぼ見つかりませんでした。次に考えたのが、また私の好きな町小田原です。小田原はガイドしたことないのですが、いつかはお客様をお連れしたいと思っている場所。何より小田原で出会う方々が皆さまお優しいのです。感激するくらいです。(小田原の事はいつかまた書きたいです)ところが、地価が高くて広さを求めるとちょっと手が出ませんでした。そこで小田原からさらに西の湯河原へ!湯河原はほとんど行ったこともなかったのですが、お値段は手ごろで別荘として使われているので、欲しい物件はかなりありました。一軒、オーシャンビューの理想の家を見つけたのですが、あまりの急斜面路と裏の雑木林に考えあぐねていたら、誰かに先越されてしまいました。それなりにショックでしたが、まあ私がいろいろ心配していたことがあるからだめだったんだろな、と思うようにしました。
次には青梅です!どんどん東京都市部に近づいています(笑)
自然も豊富で川遊びもできると。 青梅駅周辺でも街歩きができるな、と思っていましたが、なかなか目指す家が見つからず。 中古住宅に限らず、土地探しもそうだと思うのですが、なかなか見つからないと、もう一生見つからないのではないか、とまで思えてきますよね。青梅もだめか、と思えてきて、もう探すところはないのでは、とあきらめかけていました。でもふと、八王子は?と思いました。もうほぼ都市部です(笑)八王子には大好きな公園がありました。まだ緑も沢山残っていそうです。たまたま高尾の物件を見つけました。そして何軒か見た後に出会ったこのお家。家に入った時から素敵だな、と思いましたが、最後にはこの家は私のために建ててくれた?などと思えてきたほどでした。 面白いんです。もともとは外国人旅行者を招待する家を考えていたので、古風な家でもよく、和室は必須だったのです。でもこの家は全くの洋風の家でした。それでもここにする、と即決することが出来ました。自分の中では、運命の出会い!大げさですが正直な思いです。この家の空間が、窓からの風景が癒しをもたらしてくれると直感しました。そしてこのお家には広いバイクガレージがあったので、そこを和室にリノベーションすることにしました。そのリノベーションが来週から始まります。どんなふうに変わるのか私もとても楽しみです。
結局都心から1時間ほどでついてしまう高尾。日帰り旅行できる距離ですね。さて、そんな日帰り旅行圏であるここ高尾にどうやって皆様を我が家SORAに泊まってもらうか。その理由を作っていかなければなりません。ご期待ください。
次回はここ高尾での過ごし方について話します。
2022.1.29 Takao vacation house SORA
第三話 周辺観光情報
私の家探しは、ひとめぼれのお家との出会いで一件落着しましたが、即決できた理由はお家だけではありませんでした。もちろん宿の近所にどれくらいの観光スポットがあるかは重要ですよね。それを紹介していきますね。
いちおし!夕やけ小やけふれあいの里
当宿SORAから車でわずか9分 (バスでも行けます) こちらへはSORAから陣馬街道を西へ走ります。ますます自然が近づいてくるのが分かります。第一話の回の写真はこちらへ行く途中にある贅沢な美しい里山の風景です。まず夕やけ小やけのふれあいの里に着く前に、この風景に心癒されます。それから夕やけ小やけふれあいの里に到着です。駐車場は無料です。夏のシーズン中は朝から駐車場が満車になることも。入園料はかかりますがなんと大人は200円!中学生以下100円ですが土曜日は無料らしいです!四歳未満は無料!このお値段で楽しめることありすぎます!まず、駐車場に入ったところからもう自然の山の中にいるようです。初めて行ったときには驚きました。ここは(以前住んでいた)長野か!と思ったほど。こんなすごい所をなぜもっと大々的に八王子市は宣伝しないのだろう、とガイドとしての心がいぶかります(笑)きっと八王子市民だけしか知らないでしょう、と思いました。でもきっとこれ以上観光客が押し寄せても、駐車場が足りなくなるだろうし、きっとここはこのままでいいんだろなと思い直しました。だから私の宿に泊まった方の特権として、この贅沢な知る人ぞ知る遊び場を堪能してください。夏は天然の川の中で遊べちゃうんです。まさに清流の川に見えます。水は冷たいです。ここに来るだけで確実に気温が3・4度低くなるのを感じます。まさに天然のクーラー。そして川遊びも入園料の中に含まれているのです。その他、モリアオガエルの池あり。田んぼあり。動物と触れあえる、ポニーに乗れる。落書き広場がある。ハイキングコースもある。きっと誰もが好きになる事間違いない場所だと確信しています。大人も、子供も。私はコーヒーが好きですが、ここに美味しいコーヒーが飲めるコーヒー屋さんがあります。ちゃんと一杯ずつ淹れてくれます。美味しい、そしてリーズナブル、お勧めです。それから知る人ぞ知る写真家の前田真三さんのギャラリーもある。彼を知らない人でも、美しい風景写真は心が清らかになります。こちらも無料!だから大人も来たくなる。ちなみに”夕やけ小焼けふれあいの里”の命名は誰もが知る「夕やけ小やけ」唱歌の作詞者中村雨紅さんがここ上恩方出身で、彼の実家の宮尾神社もこの場所に残ってるからだそうです。
と言うことで、どれだけ私がここを好きであるか、皆様に推してているかの熱意が伝わっていただけたでしょうか。この観光資源(プラスあと2か所あるのですが)があっての、ここに決まり!の一件落着となるのでした。
夕やけ小焼けふれあいの里だけでかなりの長文になってしまったので、今回はここまで。次回は決め手となった残りの二箇所の場所を紹介します。
Takao vacation house SORA 2022.1.30
第4話 お勧め!高尾駒木野庭園